カメラを買おうとあれこれ悩んでいる方に、一つの考え方をご参考までお伝えしたいと思います。私のカメラ遍歴は、PEN EP-2（マイクロフォーサーズ）、EOS Kiss X8i（APS-C）、ZV-E10（APS-C）、α7Rii（フルサイズ）、OMD EM-5iii（マイクロフォーサーズ）、Nikon Z5（フルサイズ）となっております。マイクロフォーサーズからフルサイズまで、色々なセンサーサイズのカメラを使ってきましたが、個人的な結論としては初心者こそフルサイズをおすすめしたいと思います。何故そう思ったのか、ご参考まで読んでいただければ幸いです。
フルサイズをおすすめする理由1。高感度性能。
一眼カメラで撮りたい理由はスマホよりきれいに撮りたいから、というのが多いのではないでしょうか。私も携帯よりきれいに撮れるから、ということで一眼カメラを買いました。私の場合はカメラを始めたのが10年以上前で、スマホがまだ主流でなかったころでしたので、一眼カメラで撮れば携帯より綺麗に撮れるのは当たり前でした。
ところが今はスマホ全盛時代。むしろスマホがあるから一眼カメラなんていらないとさえ言われるようになりました。そんな今だからこそ、スマホに画質で簡単に勝てるフルサイズがおススメです。
センサーサイズは大きいほど高感度性能、すなわち暗い所でも綺麗に撮れます。マイクロフォーサーズでもスマホよりはセンサーサイズが大きいので綺麗に撮れますが、フルサイズの方がさらに大きいのでより簡単に綺麗に撮れます。（はじめのころは意外な落とし穴があって失敗写真が多かったりします。こちらもご参考まで。）
フルサイズをおすすめする理由2。ボケやすい。
まずカメラ買ってやりたいのは背景がボケた写真を撮ることだと思います。今ではスマホでもAIの力で背景ボケができますが、やはり一眼カメラで撮ったボケと比べると粗っぽさがあります。明るいレンズを買えばこんな前ボケ、後ろボケを活かした写真が撮れます。
マイクロフォーサーズなど、センサーサイズが小さくなるほどボケにくくなります。マイクロフォーサーズは簡単に言えばざっくりフルサイズより2倍ボケにくいという性質があります。APS-Cだと1.5倍ですね。ボケを得るには明るいレンズ（f値の小さいレンズ）を使う必要がありますが、フルサイズのf1.8のボケと同じ量のボケをAPS-Cで撮ろうと思うと、f1.2が必要になります。基本的にレンズはf値が小さいほど高価になり、f1.2のレンズは一般的に非常に高価で、初心者が買える値段ではないと思います。（私は買えません…）
フルサイズはカメラメーカーが力を入れているセンサーサイズなので、それに合うレンズも多数あります。例えば上の写真を撮ったNIKKOR Z 50mm f/1.8sは比較的安いです。
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ボケを活かした写真が必ずしも良いわけではないですが、撮れるに越したことはないです。初心者の方こそフルサイズを選んで手軽にボケを楽しんだ方が、その後のカメラライフが楽しくなると思います。
フルサイズをおすすめする理由3。コスパが良い。
このブログではひたすらNikon Z5をおすすめしているんですが、フルサイズでコスパが良いです。色々なレビューサイトやYoutubeでZ5のレビューを見ても、ほとんどの方がコスパが良いと言っていると思います。実際に私も使ってみて驚きましたが、Z5のコスパは異常だと思います。
Nikon Z5に限らず、カメラメーカー各社はフルサイズを主力として製品開発されています。なのでラインナップが豊富で、新製品も続々発売されています。中古も含めると本当に多くのカメラがありますので、自分に合ったカメラがきっとあると思います。
個人的にはNikon Z5が一押しですが、キヤノンが好きならEOS RP、SONY好きならα7iiiの中古、ちょっと尖ったのが良いならSigma fpなどが一台目のフルサイズ機としては良いのかなと思います。
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初心者こそフルサイズを買ってカメラライフを楽しもう
最初のカメラを何にしようか悩んでいる方のご参考まで、一つの考え方を共有させてもらいました。各種センサーサイズを使ってみた自分の経験から、フルサイズこそ初心者向きだと思います。性能と価格のバランスがとても良いので、まずフルサイズがおすすめです。
とはいえコスパが良いと言ってもカメラは高いですし、レンズも高いですよね。きっとどうしようか悩んでいると思いますが、フルサイズを買っておけばきっと楽しいカメラライフが始まると思います。この記事がどなたかのご参考になれば幸いです。一人でも多くのカメラ人口が増えれば嬉しく思います。以上、初心者こそフルサイズをおすすめする3つの理由でした。
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