Nikonから新製品が二つ発表されましたね。Zマウントの35mm単焦点の最高峰のNIKKOR Z 35mm f/1.2Sと、超望遠コンデジのCOOLPIX P1100の二つが公式HPにも記載されています。
・NIKKOR Z 35mm f/1.2 S
・COOLPIX P1100
どちらも夢がある製品でカメラ小僧的にも興味がそそられますね。
NIKKOR Z 35mm f/1.2 S
Zマウントの35mm単焦点の最高峰のNIKKOR Z 35mm f/1.2S。詳細なスペック等は間違いがない公式サイトを参照いただきたいんですが、レンズの最新技術はコーティングにあるような気がします。NIKKOR Z 35mm f/1.2Sはメソアモルファスコートとアルネオコートが採用されています。
メソアモルファスコート
あらゆる方向からの入射光に対して高い反射防止性能を発揮する
NIKKORレンズ史上最高の反射防止性能を発揮する反射防止コーティングです。斜入射光、直入射光のいずれに起因するゴーストやフレアも大幅に低減した、クリアーな画像が得られます。この反射防止コーティングでは、アモルファス粒子が連結した構造体が不規則に重なることによって、メソ孔(メソポア)と呼ばれる空気隙間を多数形成。コーティング内により多くのメソ孔を設けることで超微細メソポーラス構造を形成し、非常に低い屈折率を達成しています。さらに、高精度な下地コートを施すことで、他に類を見ない反射防止効果を実現しています。
抜けの良いクリアーな画像を実現するアルネオコート
ニコン独自の薄膜製造技術により、可視光全域で安定した超低反射率を実現した多層膜の反射防止コートです。レンズ面に垂直に入射する光に対して高い反射防止効果があり、さらにナノクリスタルコートと組み合わせることで、入射光に起因するゴースト、フレアの低減に大きな効果を発揮。光源が画面内にある場合でも、非常に抜けが良く、クリアーな画像が得られます。
スペシャルサイトも公開されています。
気になるお値段は公式サイトで税込み437,800円。性能も価格もロマンですね。(しがないサラリーマンには縁遠いレンズだ。)
DPreviewにレビューが載っています。作例の一枚目の女性が持っているのはインスタントカメラなんですが、何か意味があるのでしょうか(笑)
COOLPIX P1100
P1100はP1000のマイナーアップデート版みたいな感じですね。主な仕様な公式サイトを参照ください。
AFが少し改善されたような記述ですが、いまいちどの程度進化したのか分かりませんでした。鳥瞳AFとは書いていないので、瞳AFには非対応かな?しかし24~3000mm相当の焦点距離はロマンの塊ですね。息子が天体観測に興味を持ち始めたので、月を撮るのに良さそう。
気になるお値段は公式サイトで税込み149,600円。P1000の初値が10万円程度でしたので、1.5倍程度の値上がりです。率で考えると結構な値上げになっちゃいますね。
以上、2025年2月に発表されたニコンの新製品でした。
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