Nikon Z5のバッテリー持ちは良いぞ。というお話です。一般的にミラーレスカメラは一眼レフカメラと比べてバッテリー持ちが悪いと言われていますが、個人的にはミラーレス機であるNikon Z5のバッテリー持ちは普通に良いと思っています。
Nikon Z5のバッテリー基本情報
Nikon Z5のバッテリーの製品名は「EN-EL15c」です。ニコンのフルサイズカメラではすべてこのEN-EL15cが使えます。公式HP参考。
EN-EL15cの容量は2280mAhです。ちなみにSONYのα7iiiなどに使われるNP-FZ100の容量も同じく2280mAh、CANONのEOS Rなどに使われるLP-E6Pは2130mAhです。だいたいどこのカメラメーカーもバッテリー容量は同じくらいですね。それでもカメラの撮影可能枚数に差がでるのは、本体の特にCPUの効率の差なのかなと思います。
ちなみにNikonのバッテリーはとても良心的な価格です。公式サイトの価格を比較してみました。
Nikon | SONY | CANON |
---|---|---|
EN-EL15c | NP-FZ100 | LP-E6P |
2280mAh | 2280mAh | 2130mAh |
7,260円 | 13,200円 | 14,300円 |
Nikonのバッテリー安すぎませんか?CANONのバッテリーの半額とは驚きです。こういう地味なところでユーザー側に立って価格設定してくれるNikonの姿勢が好きです。
Nikon Z5のバッテリー持ちの感想
まず前提として私はZ5で動画は撮りません。写真のみでの使用の感想になります。
冒頭で結論を書いてますが、Z5のバッテリー持ちは普通に良いです。動物園を3時間ほど散策しながらスナップしてもバッテリーは半分くらいまでしか減りませんでした。また、子どもの幼稚園の運動会でもバッテリーは表示が一つ減るくらいで、バッテリーに関して不満を感じたことは一度もないです。
もし長時間撮影する場合でも、USB-Cで充電・給電が可能なので、モバイルバッテリーを持っていけば困ることは無いと思います。ちなみに私も一応モバイルバッテリーをカメラと一緒に持って出かけますが、一度もモバイルバッテリーを使ったことはないです。
Nikon Z5にはバッテリーチャージャーも付属している
Z5にはバッテリーチャージャー(MH-25a)が付属しているのも高ポイントですね。最近のカメラはUSBを挿せば充電できるので、バッテリーチャージャーは省略されそうなものですが、さすがはニコン。ちゃんとバッテリーチャージャーを付属してくれています。
ちなみにZ5のバッテリーチャージャー(MH-25a)のコンセントプラグは90度回転できます。
こういう地味なところもちゃんとしてくれるのがありがたい。
Nikon Z5のバッテリー持ちはスチル専門の人なら問題無し
実際に使ってみて思うのは、Nikon Z5のバッテリー持ちは全然問題ないです。特にスチル専門で動画を撮らないのであれば、よほど長丁場の撮影をしない限りはバッテリー持ちは良いと思います。USB-Cで充電、給電もできるのでモバイルバッテリーがあればまず問題になることは無いと思います。
Nikon Z5のバッテリーはSONYやCANONの一般的な純正バッテリーと比較しても容量はほぼ同じなので、他社のカメラと比較してもほとんど変わりないと思います。Nikonの純正バッテリーは他社よりも半額くらいの安さなので、バッテリーがヘタったらすぐ新品を変えるので、バッテリーに関してはNikonが一番良いかもしれませんね。
どうしてもバッテリー持ちが気になる方は、バッテリーパック MB-N10(バッテリーグリップ)を買うのもアリかもしれません。
以上、Nikon Z5のバッテリー持ちは良いぞ、という話でした。
コメント
ニコンは性能表示が大変奥ゆかしい。
Z5は3年以上使い、4万枚以上撮影していますが未だに電池の劣化度0で1000枚以上余裕で撮影できます。
カタログ値の倍以上持ちます。
そのためスペア電池を買いそびれています。
コメントありがとうございます。
電池の劣化0はすごいですね!
ニコンは使ってみると良さが分かると聞きましたが、こういう所の積み重ねが評価につながってるんだなと思いました。