いやあ、ついに来ましたね。Nikon Z5Ⅱがニコンから公式発表されました。思ったよりも詰め込んだなあという印象で、性能を考慮すると値段は安いくらいかもしれません。現役Z5ユーザーから見たZ5Ⅱの印象を書きましたので、よろしければご覧くださいませ。なお、サムネイルのカメラはZ5です。

Nikon Z5Ⅱの価格
ある意味一番気になるのが価格だと思います。日本のNikon公式通販サイトではボディ価格が258,500円となっています。初代Z5が182,600円なので、75,900円の値上がりになります。なかなかのお値段。ちなみにアメリカのNikon公式通販サイトではZ5Ⅱが1,699.95ドル、初代Z5が1399.95ドルです。その差額は300ドルの値上がりです。これだけ見ると日本はすごく値上がりしているように見えますが、初代Z5は訳1400ドルのため、1ドル150円で計算すると210,000円になります。つまり初代Z5の日本価格が安かったという訳です。Z5Ⅱはグローバルに価格を統一した結果、日本の価格が高くなったのかなと思います。
とはいえマップカメラやカメラのキタムラなどの販売店では1割引きくらいでの販売になると思うので、実勢価格は230,000円前後くらいに落ち着くのではと予想します。ではこの値上がりに見合った性能アップなのかどうかを見ていきたいと思います。現役Z5ユーザー目線で特にここが変わった!という所をピックアップしてお伝えしたいと思います。
EXPEED6からEXPEED7にアップ
画像処理エンジンがEXPEED6から上位機種のZ9等と同じEXPEED7になりました。EXPEED7はEXPEED6より10倍の処理性能なので、AF性能や被写体検出、追尾性能が大幅に向上したようです。人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類の被写体を検出可能になりました。Z5は人物(顔、瞳)、犬猫(瞳検出有り)でしたので、かなりの進化だと思います。とはいえ私の使い方ではZ5のAFで全然問題ないです。
イメージングレシピ対応
自分で作るも良し、著名なクリエイターのレシピを使うも良しのイメージングレシピにZ5Ⅱは対応しました。これは個人的には欲しいなと思う機能です。Fujiのフィルムシミュレーションのような楽しみ方ができる機能だと思うので、使い方次第で神機能になると思います。
-10EVまでのAF検出範囲
画像処理エンジンのがEXPEED7になったことで、より暗い場面でもAF検出が可能になりました。確かにZ5で水族館の暗い場所で撮影するとAFが迷うこともありますので、暗所性能が向上するのはありがたい。とはいえこれもZ5でそんなに困ったことはないです。
表面照射型センサーから裏面照射型センサーに変更
Z5Ⅱは一般的に暗所性能に強いとされる裏面照射型センサーが搭載されます。EXPEED7と裏面照射型センサーで読み出し速度が向上した結果、AF性能や暗所性能の向上に寄与しているそうです。(ニコン公式Youtubeの開発者談より)
まだレビューが無いですが、気になるのはローリングシャッター歪みがどこまで改善されたかですね。Z5初代はメカシャッターなら何ら問題ないですが、電子シャッター(消音モード)にすると結構なローリングシャッター歪みが出ます。子どもの発表会なんかは消音モードにするのですが、動きがあると顔が歪んでしまうこともあるので、これは改善されたら嬉しいなと思います。
N-RAW対応
Z5Ⅱはニコンのカメラで初めてN-RAWをカメラ内のSDカードに収録が可能になりました。私はスチル大好きおじさんなので動画を撮ることは無いんですが、とはいえRAW動画もできればやってみたい。かといってわざわざそれを目当てに上位機種を買うほどでもない、という中途半端な立ち位置なんですが、そんな私の欲求に見事に応えてくれました。
まとめ
Z5Ⅱは思った以上に詰め込んできたなという印象です。上位機種の性能を惜しむことなく入れてきた、という感じです。とにかくカメラ任せで何でも撮れますというカメラに仕上がったように思いますね。
では現役Z5ユーザーがZ5Ⅱに乗り換えるかというと、そこまでの訴求力は無いと思っています。というより初代Z5のスチル機としての完成度が高いので、致命的な不満が無いからです。Z5を2020年の発売当時に購入した方で、そろそろ買い替えようかなと思っている方にはZ5Ⅱがピッタリだと思います。Z6Ⅲなどの上位機種になると値段が10万以上違うので、それならその差額でレンズ一本買った方が良いように思います。
あとはバリアングルが気に入るかどうかですね。個人的にはどちらも使ったことがあって一長一短あるのも分かります。慣れの問題かもしれませんが、どちらかと言えばチルト派です。ここは好みがあるので微妙な所ですね。
以上、現役Z5ユーザーが感じたZ5Ⅱでした。以下に公式、非公式問わずZ5Ⅱの参考になる外部リンクをまとめましたのでご参考くださいませ。
Z5Ⅱに関する外部リンク
・ニコン公式


・インフルエンサーYoutube動画
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